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第179回国際セミナー「犬猫の内分泌疾患アップデート2026 ~甲状腺疾患と糖尿病診療・治療の最新エビデンスと実践~」


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「犬猫の内分泌疾患アップデート2026 ~甲状腺疾患と糖尿病診療・治療の最新エビデンスと実践~」

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・認定病院指定セミナー
・日本獣医師会獣医師生涯研修事業ポイント取得プログラム認定

後援:

日本獣医内分泌研究会、(公社)東京都獣医師会、(公社)神奈川県獣医師会、(公社)千葉県獣医師会、(公社)埼玉県獣医師会、(公社)川崎市獣医師会、(公社)横浜市獣医師会、(公社)大阪府獣医師会、(公社)大阪市獣医師会、(一社)兵庫県獣医師会、(公社)京都府獣医師会、(公社)京都市獣医師会

講師

Dr. Christopher Scudder 
Diplomate, ACVIM(SAIM), Diplomate, ECVIM(CA)
Senior lecturer, Royal Veterinary College
 

ご案内

この度、日本動物病院協会(JAHA)は英国王立獣医大学(Royal Veterinary College)のChristopher Scudder先生による、犬猫の甲状腺および糖尿病疾患を学ぶセミナーを開催いたします。本セミナーでは、明日からの臨床に役立つ内容について最新知見を含めて詳しく解説いただきます。
1日目は、猫の甲状腺機能亢進症の診断と治療についてガイドラインに基づいた考え方を紹介していただき、実践的なアプローチを解説いただきます。
2日目は、犬の甲状腺機能低下症の診断において、検査を実施すべき症例の選択や適切なタイミングについて、甲状腺機能評価の解釈を含めた実践的なアプローチを解説いただきます。また、犬猫の甲状腺疾患における救急対応について、病態生理から治療までを解説いただきます。
3日目は、犬猫の糖尿病におけるインスリン治療について実践的なモニタリング方法を解説いただきます。特に、近年話題となっている猫の経口治療薬であるSGLT阻害薬(ベラグリフロジンおよびベキサグリフロジン)の作用機序や適応症例の選択、モニタリングについて解説いただきます。また、SGLT阻害薬の普及に伴い理解する必要があるeDKA(正常血糖糖尿病性ケトアシドーシス)について、その概要から診断・治療までを詳細に解説いただきます。

本セミナーは東京会場と大阪会場で各3日間の対面開催となります。犬猫の甲状腺および糖尿病疾患の診断から治療までを極めたい先生方にとって貴重な機会となりますので、ぜひご参加下さい。

学術委員 田村 悠先生(日本動物高度医療センター)

トピックス

Day 1 13:00 -19:00

総T4(TT4)が境界域にある猫における甲状腺機能亢進症の診断
猫における甲状腺ホルモン検査の実施頻度の増加に伴い、臨床的には甲状腺機能亢進症に一致する徴候を示すにもかかわらず、TT4値が基準範囲上限付近以内にとどまる症例という新たな臨床的課題が生じている。本講義は、2023 AAHA Selected Endocrinopathies Guidelinesに基づき、このような症例に対する論理的な診断アプローチを提示することを目的とする。TT4再測定の必要性、遊離T4の活用、犬用の甲状腺刺激ホルモン(TSH)測定法および新たに検証された高感度な猫用TSH測定法を用いたTSH濃度の解釈について議論する。さらに、甲状腺シンチグラフィの活用についても検討する。

猫の甲状腺機能亢進症の治療
猫の甲状腺機能亢進症の治療や管理において、すべての症例に通用するような画一的な方法はほとんどない。本講義では、治療の4つの柱である抗甲状腺薬(チアマゾールおよびカルビマゾール)、ヨウ素制限食、甲状腺摘出術および放射性ヨウ素療法について比較検討する。それぞれの治療戦略のメリットとデメリットを比較し、放射性ヨウ素療法や甲状腺摘出術の一回の治療費が、薬物療法や経過観察での生涯かかる費用を下回るのはどの時点かについて考察する。本講義の目的は、各症例に最適な選択肢を選ぶための実践的なアプローチを身につけることである。

Day 2 10:00 -17:00

犬の甲状腺機能低下症-どの症例にどの検査をいつ実施すべきか
犬の甲状腺機能低下症の診断は、一見容易のようで困難な場合がある。臨床徴候が非特異的であり、犬種によって正常な甲状腺機能検査結果に差異が見られたり、疾患や投薬がそれらの解釈に影響を及ぼしたりするためである。
本講義では、どの症例にどの検査を選択するか、そしていつ実施すべきかの指針を示す。総T4、遊離T4およびTSHについて検討し、甲状腺機能低下症の診断における抗サイログロブリンの役割についても解説する。本セッションでは、甲状腺ホルモン軸の評価法として甲状腺シンチグラフィ、成長ホルモンの測定およびTSH刺激試験についても解説する。

犬と猫の甲状腺疾患における救急対応
稀ではあるが、生命を脅かす甲状腺の救急病態には、迅速な認識と的確な対応が求められる。本講義では、甲状腺機能不全の両極に位置する危機的病態である、犬の甲状腺機能低下症における粘液水腫性昏睡ならびに猫の甲状腺機能亢進症における甲状腺クリーゼについて解説する。
甲状腺機能低下症を伴う救急病態では、脱力感が現れ、低体温、徐脈、そして意識障害がみられることが一般的である。一方で、甲状腺機能亢進症の危機的状態では、頻脈や高熱が生じ、多臓器不全を引き起こす可能性がある。それぞれの病態生理、誘発因子、臨床的所見およびこれらの重篤な症例の状態を安定させるための薬物療法や支持療法について議論する。

Day 3 10:00 -17:00

インスリン治療を受けている糖尿病の猫と犬のモニタリング
糖尿病を患う猫および犬のモニタリングには、単純な方法から高度な方法までさまざまなものがある。モニタリングの基本となるのは、症例の生活の質と、体重減少や水分摂取量の増加など、糖尿病のコントロール不良に起因する可能性のある臨床徴候の評価である。また、家族による体重および水分摂取量の日々の記録の重要性は、過小評価できない。本講義では、間質液グルコースモニターを用いて個々の症例の血糖変動やインスリンの作用持続時間を把握する方法、朝と夜のインスリン投与量を同量にするか否かで、どちらの方が有益かを検討する。さらに、利用可能なインスリンの種類と、それらが血糖コントロールにどのように影響するかを解説する。

SGLT2阻害薬による糖尿病治療
SGLT2阻害薬は猫の糖尿病治療の新たな一章を切り開いたが、これらの安全な使用には考え方の転換が求められる。本講義ではベラグリフロジンとベキサグリフロジンを取り上げる。これらの薬剤の作用機序、この薬剤群による治療に適した対象をどのように選択するかについて解説する。通常は、新たに糖尿病と診断された非ケトン性で治療を複雑にする併存疾患を有していない猫である。SGLT2阻害薬を投与される猫のモニタリングはインスリン治療を受けている猫とは異なり、間質グルコース曲線は有用ではない可能性が高いが、家族による体重および水分摂取量の日々の記録は依然として重要なモニタリングツールであり、特に家族が自宅で臨床徴候を確実にモニタリングできない場合には、フルクトサミン検査もモニタリングの一助となりうる。本講義では、コントロール不良の症例において、家族がケトン体をモニタリングすることの論理的根拠についても解説する。

正常血糖における糖尿病性ケトアシドーシス(eDKA)とは何か、そしてどのように対応するか
SGLT2阻害薬が猫の糖尿病管理において日常的に使用されるようになるにつれ、すべての臨床医は正常血糖における糖尿病性ケトアシドーシス(eDKA)について理解しておく必要がある。本講義では基礎となる病態生理学と、血液および尿中のケトン体検査や高アニオンギャップ代謝性アシドーシスの検出など、実用的な診断法について解説する。高ケトン血症を改善するために、常に外因性インスリンと併せてブドウ糖を投与する初期の安定化療法について詳しく説明し、また、eDKAが改善した後、罹患猫がなぜ注射用インスリンを投与された状態で退院する必要があり、SGLT2阻害薬の治療を中止しなければならないのかについて論じる。

日程・会場

東京会場 11月6日(金)-11月8日(日)

会場:アーバンネット神田カンファレンス
JR「神田」駅西口より徒歩1分
東京メトロ「神田」駅 1番出口より徒歩2分
通訳:浅枝 瑛子先生(広島県・もぐ動物病院)

大阪会場 11月11日(水)-11月13日(金)

会場:天満研修センター
JR環状線「天満」駅より徒歩2分
通訳:久保田 朋子先生

参加費・お申し込み

参加費と講義資料代(税込)

※セミナー参加費には、講義資料代は含まれておりません。
参加区分 JAHA会員料金 一般料金/会員当日料金
3日間受講
※資料なし
獣医師 66,000円 72,600円
獣医師奨学制度 33,000円 -
学術会員 19,800円 -
学生A(獣医師免許なし) 9,900円 13,200円
学生B(獣医師免許あり) 19,800円 26,400円
単回受講
※資料なし
獣医師 22,000円 24,200円
獣医奨学制度 11,000円 -
学術会員 6,600円 -
学生A(獣医師免許なし) 3,300円 4,400円
学生B(獣医師免許あり) 6,600円 8,800円
講義資料
(3日分)
データ(PDF)のみ 6,600円
データ(PDF)+冊子セット 8,800円
昼食 1,540円/1日 ※10時開始のセミナーのみ
※申込者と参加者が異なる場合は、備考欄に参加者名をご記入ください。

講義資料について

【データ(PDFファイル)】
 ○講演スライドと講義ノートが含まれます。
 ○購入された方には、10月30日(金)に資料ダウンロード先をご案内いたします。

【冊子】
 ○講演スライドのみ(講義ノートは含まれません)カラー印刷したものを、当日会場でお渡しいたします。
 *冊子のみの販売は承っておりません。購入をご希望の方は、必ずデータとセットでご購入ください。
 *追加で冊子をご購入の場合は1冊 2,200円となります。

優待区分での参加について

  ○「奨学制度」は、獣医師免許取得後3年目までのJAHA会員が対象【要事前申込】
  ○ 後援団体会員の方は、JAHA会員料金でご参加いただけます。申込み時、備考欄に所属団体名をご記入ください。
  ○「学生A」料金は「獣医師免許を持たない方」のみ対象。別途、学生証のコピーをご提出いただきます。
  ○「学生B」料金は「獣医師免許を取得済みの方」(主に社会人大学院生)が対象で、上長にあたる方の推薦状のご提出が必須となります。

申込

キャンセル規定

セミナー前日までにご連絡の場合:キャンセル料1,000円
・連絡日が事務局の休日にあたる場合は、留守番電話メッセージ、E-mailでご連絡をお受けします。
・講義資料ダウンロードページご案内後は、資料代のご返金は出来かねます。
・セミナー直前でキャンセルをされた場合、昼食代をご返金できない場合があります。
・講師が体調不良の場合、講演がキャンセルになる可能性もあります。その際は参加費をご返金いたします。キャンセル料はいただきません。

ご連絡

・お申込後、申込確認書の送付などE-mailでご連絡しますので、事務局からのメールを受け取れるよう設定をお願い致します。
・当日会場にて直接お申込みの場合は、会員料金や優待料金の適応外となり、全て一般料金となります。
・事前に昼食をご注文されていない方、当日申込の方は各自で昼食をご用意ください。
・受付は講義開始の30分前から開始となります。開場は1時間前からです。 
・会場にてビデオやデジカメでの撮影はご遠慮ください。講義の録音は可能です。
・会場では空調調整を行うよう努めますが、適温には個人差がありますので、温度調整できる服装でご来場願います。
・体調が優れない方、発熱等症状がある方はご来場をお控えください。

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