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インタビュー:小林美和子さん(CAPP認定パートナーズ)


1枚の新聞記事でCAPP活動の存在を知った小林美和子さん
それから21年―
たくさんの仲間たちとCAPP活動をたいせつにそだててきました


小林美和子(こばやし みわこ)
CAPP認定パートナーズ(チームリーダーとして、新しいメンバーの育成にも力を注いでおられます)

愛犬「クレール(CAPP認定犬)」「アレックス」
愛猫「ダンディ」


やさしい笑顔のジョイ

CAPP活動を始めたきっかけ

1990年にジョイという名前のゴールデンレトリーバーを迎えました。穏やかで賢い子でした。ある訓練競技会に挑戦したら、試験項目は完璧にできるのですが、ゆっくりゆっくりこなすので「Too Late」と大きくかかれて失格。それでも懲りずに2歳から4歳くらいまで3回挑戦しましたが、そのたびに同じ評価をいただき……。「ああ、これはジョイが可哀想だな」とようやく気がつきました。
あるとき、読売新聞に「京王プラザホテルにセラピー犬が集まった」という記事が大きな写真と一緒に掲載さていたのです。それを読んで、「私はこの活動をジョイとしたい」と思い、すぐに電話を入れました。

『AAA』『AAT』『AAE』

ニコニコ笑顔がとても素敵な小林さんとクレール

おかげさまで、すべて経験させていただいております。私がもっとも難しい、だけどやりがいがあると思うのは『AAA(動物介在活動)』ですね。基本的にAAAは、私と犬とご利用者さまの三角形の中での活動になります。他の誰も入って来られない。ご利用者さまへの対応も、犬への対応も、すべて自分がマネージメントしなければいけない。とても奥が深いです。

どの活動に際しても気を付けているのは、ご利用者さまに対して絶対に笑顔であること。そしてプライベートなことはお尋ねしないこと。
「お天気がよいですね、桜が満開ね、外はこんな気候ですよ」というような受け入れやすい話をします。ボランティア同士で気を付けているのは、控え室などで犬同士の挨拶などむやみにさせないこと。
着席するときも、人だけで参加しているボランティアを犬連れボランティアの間に入れるなど配慮して(私はベテランを入れます)なるべく間隔をあけること、犬と犬が顔を合わせないように配慮すること。ともに活動してくれる動物たちへのケアを一番に考えています。

CAPP活動が及ぼす効果

およそ45分ほどのプログラム進行中に席を立つ方がおられない、自発的にどうぶつにふれながら楽しそうにお話してくださる。「そのようなお姿は、他ではなかなか引き出せません。私どももご利用者さまの昔話などを伺えて楽しいです」と介護担当者からご報告を受けたりします。また、活動中の写真をご覧になったご家族から「このように楽しそうな表情をひさしぶりに見られて私も救われました」とご感想をいただいたりします。そんな時、この活動はご利用者さまだけでなく、介護スタッフやご利用者さまのご家族への癒しにもなっているのだなと本当に嬉しく思います。
認知症の方などは、短い時間ではありますけれど集中力が持続できたり、他では見られない自発行動が出るそうです。そのようなお話を伺うたびに、動物たちの持つ力の素晴らしさを改めて感じますね。

読書教育支援犬|R.E.A.D.プログラムが始まりました

楽しかった読み聞かせの時間が終わると。子どもたちはJAHAからくばられたカードに読んだ本のタイトルと日付、犬の名前を書きこみ、CAPPボランティアが用意したわんちゃんシールを貼ります。
そのあとは犬をなでたり、希望があればだっこしたり、ボランティアと本の内容についておしゃべりを楽しんだりします。

R.E.A.D.(リード)は"Reading Education Assistance Dogs"の略です。R.E.A.D.プログラムは、子どもたちが犬に本を読み聞かせることで、楽しみながら読書力、読書意欲が増すようお手伝いする活動です。
また犬の飼い主であるボランティアが、子どもたちにやさしく語りかけることで、子どもや親御さんとのコミュニケーションスキルを学ぶねらいもあります。10年ほど前に柴内先生とご一緒に、このプログラムをスタートさせたアメリカのintermountain therapy animalsという団体が行う研修・活動を見学してきました。移民の多いアメリカでは、文字を理解する能力の低い子どもたちもいますので、このプログラムはとても有効にはたらいているようでした。
JAHAとしては2005年4月から渋谷区立臨川小学校への訪問を始めたときに、プログラムのひとつとしてR.E.A.D.プログラムを取り入れた活動を行っていましたが、2016年9月、三鷹市立三鷹図書館とジャーナリストの大塚敦子さんのご協力のもと、R.E.A.D.プログラムに特化した活動をスタートしました。
おおくの開催希望が寄せられ、2017年から1ヶ月1回の開催で継続しています。子どもたちが自分で本をえらび、楽しそうに犬に読み聞かせてくれる姿にたしかな手ごたえを感じています。

このプログラムは、犬に負担のかからないよう時間やスペースなど配慮がされています

写真:石垣星児氏
(公益社団法人日本動物病院協会CAPP活動30周年記念誌より転載)

インタビュー:おおたわ史絵さん(内科医・作家)


2015年―
しつけ教室の先生からのお声がけからはじめたCAPP活動
まったりエンカちゃんとの活動はどんなご様子でしょうか?
おおたわ史絵さんにお話をうかがいました。


おおたわ史絵(おおたわ ふみえ)
認定内科医・認定産業医・作家
愛犬は「ロック」「エンカ」

CAPPでとても大切な笑顔!
かわいいエンカちゃんに道行く人もみんな笑顔です


エンカのエンはご縁のエン

CAPP活動をはじめたきっかけ

活動させていただいているエンカより前に、今年13歳になるロックという犬が小さい頃から赤坂動物病院のしつけ教室にお世話になっていました。
二頭目のエンカを迎え入れることになったとき、多頭飼育に向けていろいろと相談に伺ったりしていました。私はしつけ教室へ通うだけのつもりでしたが、エンカを守田先生に会わせましたところ「この子、CAPPに向いているわよ」とおっしゃられて。
「お注射がぜんぶ終わって、身体検査を受けて活動への参加が認められたら、ぜひ見学にいらっしゃい」とお誘いいただいたのがきっかけです。

適性があるということ

『きょうも活動おつかれさま!』エンカちゃんとの息もぴったりです(特別養護老人ホーム麻布慶福苑)

エンカは鈍感力の子です。上からモノが落ちたり、雷が鳴っても動じません。まだ小さかったこともあって、トリックなども教えていません。ですから、どうしてエンカに声をかけてくださったのかわかりませんでした。
しつけ教室でのレッスンもよくできるロックのほうがよほど活動に向いているのでは?と思っていました。

それが実際に活動に参加して、なるほど納得いたしました。訪問先が老犬施設でしたから、認知症などさまざまなご利用者さまがいらっしゃいます。エンカにとって、それまで体験したことのないコミュニケーション方法をとられる方たちです。そこでエンカの鈍感力が功を奏すといいますか、どんなときでも興奮もせず動じません。

CAPP活動に参加するということ

どうぶつを介在させるボランティアというのは、特別な訓練を受けた人とどうぶつがおこなうもので、私のように仕事をしながらの参加は無理ではないのかな…少し敷居が高いかな…と誤解していました。

声をかけていただいてCAPP活動に参加することで私もずいぶん学びましたし、いろいろな関わりあいかたができるのだと感じました。それにどうぶつが持っている力をあらためて認識しました。認知症で意欲低下のある方でも、エンカにふれると笑顔になったり歌いだされたり。きっと脳のなかで、よい現象が起きているのでしょう。
私は医師でもありますので、いずれは病院や小児病棟、養護施設、障がい者施設へもエンカとの活動の場を広げていかれればと考えています。
エンカのエンは「なにかの縁かな~」のエンでもありますので、このご縁をたいせつに、すこしでも私と彼女が役立つところがあれば参加したいと思っています。

写真:石垣星児氏
(公益社団法人日本動物病院協会CAPP活動30周年記念誌より転載)

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