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付添犬


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このページは、NPO法人子ども支援センターつなっぐ内に設置されています、付添犬認証委員会が発信している情報を基に作成しています

付添犬(つきそいけん)について

虐待などの被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、他者(司法関係者/医療従事者など)に伝えられるよう手助けをするために特別に認定され、派遣されるのが付添犬です。
被害によりトラウマを受けた子どもが、事情聴取などで心の奥に重い蓋をしていた辛い記憶などを思い起こしたりすることで、さらなるトラウマを受けないように精神的にサポートします。
 アメリカで始まったこの活動は、2012年にCourthouse Dog® Foundation(CDF)が設立されて以来、厳格な基準のもと、アメリカ国内だけでも289もの犬たちが活躍しています。(2022年7月時点)

「つなっぐ」の付添犬認証委員会(前コートハウスドッグ®準備委員会)は2014年より、CDFと緊密な連携を取り、日本への安全かつ効果的な付添犬導入のための情報共有を行っています。

 付添犬活動は、対象となる子どもと犬の安全と福祉を十分に守って行うために、適性のある付添犬とハンドラーが選定されています。付添犬には、落ち着きのある性格で子どもとのふれあいをポジティブに受け入れる素質があり、支援の場面や公共の場で適切な行動を取ることができるよう、陽性強化を用いたトレーニングを受けています。
また、ハンドラーは犬の行動と福祉に対する知識と技術を持つだけでなく、被虐待児の支援に入るための特別な研修を終え、子どもとの関わりに向いた人柄であることなども確認されます。
これらの基準を満たすため、現在「つなっぐ」と連携を結んだ2つの団体、社会福祉法人 日本介助犬協会と公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)から推薦を受けた犬とハンドラーが、さらに付添犬認証委員会の認証を受けて、毎回依頼活動内容やニーズに合わせて活躍しています。(2023年2月時点)

JAHAでは、CAPP認定パートナーズの中から、チームリーダーの推薦を受け、犬の適性やハンドラーの趣旨へのご理解などを踏まえて認証委員会へ推薦しています。一定の基準を設けているため、該当する研修や勉強会などを設けています。ご興味のある方は是非事務局までお問合せください。

付添犬の役割

子どもが暴力や虐待などの刑事事件の被害者や証人となったとき、つらい体験について話をしなければならない場面が訪れます。自身が体験した出来事を話すことはその被害を実際に受けた時と同じような体験を重ねることになり、二次被害(セカンドトラウマ)になると言われ、さらに法廷のような大人でも緊張する場面での証言は大きな負担を伴います。
そんな時に、付添犬がそっとそばに寄り添うことで、緊張や精神的負担を軽減する役割を担っています。

付添犬がサポートに入る場面は、調査官調査、検察官の聞き取り、病院などでの全身的系統診察、事情聴取、裁判期日外尋問など、多岐に渡ります。また、聞き取りや検査の最中につきそうのではなく、その前後にふれあうことでサポートしている事例もあります。
日本で付添犬を認証しているのは、付添犬認証委員会(前コートハウスドッグ®準備委員会)のみです。米国Courthouse Dog® Foundationの制度に則って、付添犬が認証されています。

*「Courthouse Dog®」はコートハウスドッグファウンデーションが米国で商標権を得ています。また、「コートハウスドッグ®」は「つなっぐ」が日本で商標権を得ています。類似の活動については認められていません。

『付添犬説明会』開催のご案内(終了しました)

NPO法人子ども支援センターつなっぐ主催による「付添犬説明会」を開催します。
付添犬の効果や活動内容などについてお伝えします。付添犬についてご興味のある方、どなたでもご参加いただけます。

オンライン・見逃し配信での開催となりますので、リアルタイムの視聴が難しい方でも安心!
是非ご参加ください。

2023年8月5日(土)11:00~12:30 オンライン
※無事終了いたしました

主催・お申込み・お問合せ:NPO法人子ども支援センターつなっぐ

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