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第167回国際セミナー「治らない傷が治る!わかる・使える形成外科~なぜ?いつ?どうやって?結果に差が出る3 days」


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治らない傷が治る!わかる・使える形成外科
 ~なぜ?いつ?どうやって?結果に差が出る3 days

第167回国際セミナー
認定医指定セミナー(外科科目「形成外科」)/ 認定病院指定セミナー
後援:一般社団法人 日本獣医がん学会 
日本獣医師会獣医師生涯研修事業ポイント取得プログラム申請中

講師紹介

Dr. Stanley写真

Dr. Bryden Stanley
Diplomate, American College of Veterinary Surgeons
Associate Professor, Michigan State University

Dr. Stanleyのご紹介

林 慶先生(Cornell University)

 創傷治癒と皮膚形成外科学は小動物獣医療において、新人にとっても外科の達人にとっても、絶対に習得しておくべき学問であり技術であります。私の事実上の家族であるスタンリー先生が、この度、日本の獣医師にこの分野でのお話をしてくれます。
 特筆すべきは、最高の教育者であることと、皮膚形成外科の研究で成果を上げ実際の臨床応用に大いに貢献している点であろうと思います。獣医科大学での卒業式では、常に学生にスピーカーとして選出されており、彼女のスピーチは爆笑の連続。授業や臨床教育は明確で学生や研修医は楽しみながら学びます。研究実績は自明で、創傷治癒の改善の具体的な選択肢を広げ高い国際的な評価を受けています。

鴫原 果映先生(日本獣医生命科学大学)

 私のミシガン州立大学での指導医、Dr.Stanleyは、世界的に有名な軟部外科医で、特に形成外科と呼吸器外科で大活躍されています。 手術時の手つきや所作は美しく、組織の扱いが優しく、軟部外科医は最も組織を優しく扱うべき職業だと痛感させられました。
 クリスマスディナーの最中にオンコールで呼び出されれば、教授であっても病院に駆けつけます。 人として、外科医として、教育者として大変尊敬できる先生です。ユーモア溢れる講演が人気ですが、文化が違うとウケない為、海外ではセーブすると聞いておりますが、今回は如何でしょう。
 お裁縫が得意で(皮膚以外にも)チュニックやブラウス、スカーフも良く縫っています。

スペシャリストセミナー トピックス

Day1 13:00-19:00

創傷治癒の原則
創傷の種類に関わらず、それが故意に、偶然に、もしくは悪意によって負った傷であろうと、創傷は全て同じように治ります。これは開放創や閉鎖された術創も同様です。獣医師は、組織がどのように損傷に反応し、創傷治癒の過程を進むかを理解しなければなりません。創傷治癒は多くの様々な細胞やシグナルタンパク質、構造タンパク分子の協調作用によるものです。創傷治癒過程では、止血期、炎症期に続いて、血管新生や線維増殖、上皮化、収縮を特徴とする増殖期を経ますが、細胞外マトリックスもこの治癒過程に積極的な役割を果たします。

開放創管理の原則
臨床獣医師にとって複雑な外傷性創傷の管理は重大な課題です。広範囲にわたる全層の皮膚欠損を伴う外傷は特に厄介です。多くの広範囲な外傷においては、即時的閉鎖は汚染や潜在的な虚血の可能性があるため、推奨できません。併発した損傷を除外し、創傷治癒に悪影響となり得る併発疾患を検出するために検査を実施します。生命を脅かす問題に対処し、患者が安定した後の開放創管理の主な4原則は:創傷および創傷周囲の皮膚の洗浄、失活組織のデブリドマン、適度な圧力をかけた大量の洗浄、治癒過程における最適なドレッシングです。

皮膚の再建:緊張緩和テクニック
緊張緩和テクニックは皮弁形成や植皮片の採取なしで局所組織の移動を可能にします。この方法で全ての創傷を閉鎖できるわけではありませんが、かなり広範囲の創傷でもこの手技に反応し、強固な閉鎖が得られ、合併症を最小限に抑えることができるのは驚くべき事です。私たちが治療するコンパニオン・アニマルの皮膚は粘弾性です。これは傷ついた時には収縮し、加えられた応力に適応する性質を意味します。この性質を利用して、ボタン縫合、ステント縫合、減張切開などで皮膚にかかる張力を減らすことで、最終的な一次縫合線にかかる張力を緩めることができます。

Day 2 10:00-17:00

皮膚の再建:真皮下血管網皮弁
皮弁は、ドナーサイトに血管が付属したままの皮膚を別の部位に移すもので、緊張緩和テクニックが閉鎖に適さない創傷が適応となります。この皮弁は真皮下血管網からの灌流に頼るもので、直接皮動脈から灌流を受ける軸性皮弁とは異なります。また、真皮下血管網弁はドナーサイトからの距離、ドナーサイトとの付着方法、ドナーサイトに移された方法(伸展または回転)によって分類されます。側腹や肘のヒダ皮弁も非常に有用な真皮下血管網皮弁です。

皮膚の再建:軸性皮弁
軸性皮弁はその特徴的な血液供給によって広範な皮膚の転位が一度の処置で可能となります。軸性皮弁は確実に皮膚領域を灌流する単一の血管茎を基盤とします(angiosome:主要血管の解剖学的血行支配領域)。軸性皮弁は隣接するangiosomeに可変的に拡張でき、皮弁基部を切断する事が可能で(島状皮弁)、皮膚茎を必要としません。。犬と猫では様々な軸性皮弁が報告されていますが、最もよく用いられる軸性皮弁には、浅後腹壁、胸背、深腸骨回旋、浅側頭そして最近では顔面の再建に非常に有用とされる口角動脈または顔面皮弁があります。

皮膚の再建:遊離皮膚移植
遊離皮膚移植は、完全に分離されレシピエントサイトに移植された表皮と真皮から成る植皮片です。移植片は、初期には移植床から組織液を吸収することで、その後は血行再建によって生着します。遊離移植は直接的閉鎖や局所皮弁が不可能な場合、主に四肢遠位部で用いられます。耐久性に優れ、被毛の成長が良く、ドナーサイトを直接的に閉鎖できるため、小動物では全層移植が好まれます。移植片の生着にとって重要な要素は、移植床の準備、正確な移植片の採取、移植片と移植床の良好な接触と排液の確保、そして接触面の固定です。

Day3 10:00-17:00

顔面、頭部および頸部の再建
頭部や頸部の欠損の多くは外傷や腫瘍切除に起因しますが、構造欠陥、火傷、毒物、免疫介在性疾患もこの部位の再建の適用となります。飼い主にとって審美面は重要ですが、無痛かつ機能的整復が私たちの第一目的です。並置して縫合する手技に加え、この部位に最適な真皮下血管網皮弁や軸性皮弁が複数あり、それにはH形成術、伸展皮弁や回転皮弁、浅側頭、後耳介、肩甲頸動脈、口角動脈を用いた軸性皮弁が含まれます。眼瞼、口唇、口蓋、鼻孔の再建には更なる配慮が必要です。

会陰部欠損の再建
会陰の欠損は、糞尿の汚染部に近いこと、動き方、張力のかかり方、バンデージが困難なこと等の理由により特に困難です。人ではこれらの問題の大部分は一時的回腸造瘻術や患者のコンプライアンス向上によって防ぐことができます。獣医療では陰圧閉鎖療法が会陰の開放創の管理に役立ち、再建にかかる時間を短縮します。深腸骨回旋軸性皮弁、側腹ヒダ皮弁、外側尾軸性皮弁、会陰筋や半腱様筋弁を含む、利用可能ないくつもの皮弁や筋弁があります。会陰は部分縫合後の二期癒合でも顕著に回復します。

再建術:意思決定およびヒントとコツ
外科切除、外傷または他の理由であれ、創傷の再建を検討する際は、そもそも再建が必要な創傷か、いつが最適か、どうやって閉鎖すべきかを決定する必要があります。最適な選択肢が明確ではない場合もあれば、選択肢が複数ある場合もあります。創傷、患者そして飼い主の期待を注意深く評価することが重要です。汚染、病因、虚血、負傷してからの時間、死腔の有無、併存疾患などの要素を検討しなければなりません。一次癒合、遅延一次癒合、または二期癒合であろうが再建のタイミングは重要となります。緊張緩和テクニック、皮弁や植皮などの再建法の知識は最適な予後を得る助けとなるでしょう。

日程・会場

東京会場 7月26日(金)-28日(日)

飯田橋レインボービル
JR/地下鉄「飯田橋」駅西口 徒歩5分

大阪会場 7月30日(火)-8月1日(木)

天満研修センター
JR環状線「天満」駅 徒歩3分

参加費・お申し込み

参加費・講義資料代(税込)

参加区分 一般料金/会員当日料金 JAHA会員料金
3日間受講 獣医師 71,280円 64,800円
獣医師奨学制度 32,400円
学生 12,960円 9,720円
1日受講 獣医師 23,760円 21,600円
獣医師奨学制度 10,800円
学生 4,320円 3,240円
講義資料 資料USBメモリ 6,170円
資料USBメモリ+冊子セット 8,330円
昼食 1,080円/1日 *10時開始のセミナーのみ
資料USBメモリの事前発送について 7月16日までに入金確認できた方 ⇨ 7月17日発送予定
資料USBメモリには講義ノートと講演スライドのPDFデータが含まれます。
 事前発送にはヤマト運輸DM便を利用します(ポストへの投函)開催直前のご注文分は会場でお渡しします。
冊子(スライドのカラー印刷)は会場でお渡しします。
 *USBメモリ購入者へのオプション販売となります  *追加で冊子を購入数場合は1冊 2,160円となります。

お申込み方法

下記のいずれかの方法でお申込みください。

キャンセルについて

セミナー前日までにご連絡の場合 キャンセル料 1,000円
・連絡日が事務局の休日にあたる場合は、留守番電話メッセージ、E-mail、FAXでご連絡をお受けします。

ご連絡

○JAHA会員対象「奨学制度」【要事前登録】
 獣医師免許取得後3年目まで(2017年4月以降取得の方)のJAHA会員獣医師が対象になります。
 申込み時に免許取得年をご記入ください。
○後援団体会員、日本獣医師会会員の方は、JAHA会員と同じ参加費になります。申込み時所属団体名をご記入ください。
○ご入金が当日以降の場合、参加区分に関わらず一般料金が適用されます。
○講義の写真や動画の撮影はご遠慮願います。講義の録音は可能です。
○会場では空調調整を行うよう努めておりますが、適温には個人差がありますので、温度調整できる服装でご来場願います。
○開場は講演開始の1時間前からとなります。

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