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巻頭通信2018年3月号


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社会貢献はスタッフの幸福度を向上させます

理事 吉内 龍策

昨年6月に理事を拝命いたしました吉内龍策です。当協会とは、1996年にセミナー委員にお誘いいただいて以来で、その当時のセミナー委員長が現会長の木俣新先生でした。2006年からはホスピタルマネジメント委員に、2008年からはホスピタル将来検討委員長として、様々なことを学ばせていただきました。
1980年に右も左もわからぬ23歳で動物病院を開業し、業界そのものも目まぐるしく変化し発展していく中、自分にとって当協会は獣医師としてのアイデンティティーの動かし難い拠り所でした。そして何より、その協会が業界や社会の変化を受け止め、多くの若く素晴らしい人材を得て、常に業界のフラッグシップであり続けていることを嬉しく思っています。その若い先生方と昨年末にこんな話をしていました。
昨今のサービス業がその業績を改善するために「顧客満足度=Customer Satisfaction(CS)」に注目し、多くの企業がCS向上のための活動を展開しています。それ自体は決して悪いことではありませんが、顧客満足度向上のために従業員が疲弊し傷ついてしまっては元も子もありません。また、企業が地域社会や国際社会と調和を保ちながら発展するためには「社会貢献活動(Philanthropy)」が不可欠で、企業存続のための社会的経費(Social cost)として利益を得る前に負担しなければならないと説く人もいます。けれどもそれが過大な負担となってしまっては意味がありません。
一方で、宅配業やコンビニでは、既に人手不足が問題になっています。日本の人口ピラミッドを考えれば、いずれ全業種で問題化するのは明らかです。そのような状況下で人材を確保するために注目されているのが「従業員満足度=Employee Satisfaction (ES)」で、このESが高ければ、業績も良くなることは言うまでもありません。
このESを組織のど真ん中に据え、顧客に感謝されること(CS)が従業員の喜びとなりESが向上する(=CSはESのためにある)、社会に貢献できることが従業員の誇りとなりESが向上する(=PhilanthropyはESのためにある)、といった運営が理想と考えるようになりました。

 そしてESを支えるために、明確でブレることのない理念をトップが説き続け、そのための戦略がしっかり構築され、かつ、その際の意思決定の過程が十分に透明化されていることが必要であると、これは木俣会長のスローガンとも重なります。

このように理念を掲げ、戦略を練り、CSも社会貢献もすべてはESの向上を見据えたものにというスキームは、会員の先生方の病院でも、日本動物病院協会という組織においても、また協会の個々の事業においても、うまく当てはめることができるのではないでしょうか。本年6月23日に開催される動物フェスタや6月27日に開催される総会特別セミナーで多くのご参加の皆様に満足いただけることこそ、担当者の喜びに違いありません。
社会貢献や人の喜びを自分自身の喜びと感じることは、すべての人が持っている本能だと信じています。スタッフ満足、ボランティア満足、役員満足をど真ん中に据え、当協会を笑顔にあふれ、仕事をすることで幸福を実感できるような組織にするために頑張っていきたいと思います。

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