ご挨拶

  第11回人と動物の関係に関する国際会議(11th Conference of IAHAIO at Tokyo)は、去る10月5日から4日間にわたり、東京大学安田講堂ならびに京王プラザホテル(新宿)にて開催され、成功裏のうちに終えることができました。一重に各位のお力添えの賜物と心より感謝申し上げる次第であります。
  初日、秋篠宮両殿下のご臨席を賜り、東京大学安田講堂において開会式を挙行いたしました。そのなかで秋篠宮殿下自らの研究にもとづく「野禽の家禽化」についての特別講演を拝聴することができました。
  本国際会議では、展示会の登録者も加えると1690名(海外から27ヶ国、154名の参加者を含む)にも及ぶ参加者が集い、9つの基調講演、13テーマのワークショップ、67題の口演、さらに70題のポスターが発表され、曾てない盛況な会議になりました。特筆すべきは、わが国の人と動物の関係学を担う若い参加者が多かったことであります。
  基調講演では、林良博東京大学大学院教授をはじめアジアから3名の方々が発表され、アジアで初めて開催された国際会議にふさわしいものとなりました。また、多彩なテーマが討議されたワークショップでは、わが国でも問題になっている「飼い主のいない猫」について、アメリカ、イギリス、オーストラリア、およびニュージーランドの取組みが報告され、熱気溢れる議論が行われました。いずれの会場もこれに負けず劣らずのワークショップが行われたことは言うまでもありません。
  口演およびポスターセッションでは、「動物の人の健康への効果」に関する発表が多く、特にポスターセッションでは70題のうち48題を占め、わが国の若い人々が人の健康にとって今や動物は掛け替えのないものであることを強く意識したことは意義深いことと思われます。

  秋篠宮両殿下は、開会式後のウエルカムパーティーにも加わられ、各国の参加者ならびにわが国の若い人々と歓談されました。会議2日目には、華やかな懇親パーティーが開催されるなど学術的な部分以外にも、記憶に残る国際会議になりました。さらに、閉会式においてわが国を代表する2名の先駆者が表彰されました。誇りに思うところであります。

  つつがなく、かつ盛会のうちに全ての日程を終えることができ、これに勝る喜びはありません。重ねて各位には厚く御礼申し上げます。こののち、この国際会議をステップとして、わが国の人と動物の関係がますます発展することを願い、また皆様のさらなるお力添えを賜りますよう切にお願いするものであります。


会議の模様

   
オープニング・セレモニー:正田委員長挨拶   オープニング・セレモニー:ノーベル賞受賞者小柴昌俊博士によるスピーチ   特別講演:秋篠宮文仁親王殿下
   
特別講演:秋篠宮文仁親王殿下   ウェルカム・レセプション:秋篠宮同妃両殿下にご臨席賜りました   ウェルカム・レセプション:Turner IAHAIO会長による大会実行委員紹介
   
プレナリー講演:林良博教授   プレナリー講演:Prof. Bruce Headey   プレナリー講演:Prof. Gail Melson
   
口頭発表の様子   ワークショップの様子   ポスター・セッションの様子
   
展示会場   展示会場   動物に関する日本の状況のデモンストレーション
   
展示会場ではスポンサーなどによるステージイベントも行われていました   IAHAIO/ISAZ Distinguished Scholar Award受賞者のDr. Katherine Grier   IAHAIO Pioneers AwardがMars社に贈呈されました
   
ベストポスター賞を受賞した吉冨友香里さんと共同研究者の皆さん   日本におけるこの分野の先駆者としてIAHAIO特別賞を受賞された加藤元先生(右)と柴内裕子先生(中央)   コンファレンス・ディナー:鏡開き
   
コンファレンス・ディナー:日本の伝統芸能   コンファレンス・ディナー:尺八(岸本寿男さん)とピアノ(池田奈央さん)の演奏   コンファレンス・ディナー:盆踊りを行いました
   
クロージング・セレモニー:正田委員長挨拶   クロージング・セレモニー:Follin IAHAIO副会長より大会の総評が述べられ、中西委員に感謝の花束の贈呈がありました   クロージング・セレモニー:スウェーデンのManimalisのMs. Ulla Bjornhammerより次回開催地ストックホルムの紹介がありました


各種情報

【東京宣言】
2007年10月5日午前のIAHAIO年次総会でIAHAIO東京宣言が採択されました。
【プレスリリース】
当日プレス関係者に配布されたプレスリリース文書です。
東京宣言 プレスリリース
【抄録】
本大会にて、発表いたしました抄録です。
Part1 : Plenary Session 等 Part2 : Plenary -1
Part3 : Oral Session、Workshop Part4 : Poster Session